シャープが作ったマスク 個人向け販売が開始

シャープが製造したマスク「MA-1050」の個人向け通販が始まった。直販サイト「SHARP COCORO LIFE」で4月21日より購入できる。

日本政府からの要請を受け、三重工場のクリーンルームにおけるマスクの生産を2月28日に決定。新型コロナウイルス感染症が拡大する中、日本におけるマスクの供給不足を緩和すべく短期間で準備を進め、3月31日より日本政府向けに出荷を開始した。


今回、個人向け販売を開始となった。1箱あたり50枚入りで、販売価格は2,980円 (税別・送料別)。販売数量は 当初1日3,000箱。今後の生産能力の増強に伴い、1日1万箱の販売を目指す。

より多くの人に提供するため在庫状況に応じて、一定期間にご購入できる数量を1人1箱に制限する。

液晶パネルも製造可能な三重県多気工場のクリーンルームで製造。立体三重構造で、花粉より小さい生体ウイルスや微粒子に対応する。VFE試験やPFE試験でも99%以上の結果を確認している。高密度フィルターの採用により、PM2.5や花粉の対策として利用できる。また鼻のラインに合わせてぴったりフィットするノーズフィッターで、マスクの隙間を減らし、メガネの曇りを抑える構造になっている。