パナソニック、レーザーで部屋の間取りを調べ賢く掃除するロボット「RULO MC-RSF1000」

レーザーセンサーを使って部屋の間取りと自分の位置をすばやく正確に認識するロボット掃除機「RULO MC-RSF1000」をパナソニックが3月下旬に発売する。

千葉工業大学未来ロボット技術研究センター(fuRo)と連携し、レーザーによる空間認識技術「レーザーSLAM」を組み込んでいる。


レーザーを使うと、カメラを使う場合に比べより早く正確に間取りや現在位置が認識できる。360度全方位のようすや床にあるもの、動くものなどを把握して部屋の地図を構築し、自分の位置をおさえたうえで「掃除プラン」を立てて効率よく丁寧に走行する。

さらに高性能な自動走行技術と障害物回避技術で走行のズレやエラーを抑え、部屋中くまなくきれいにできるとする。

走行時に最大25mmまでの段差や障害物をフロント3Dセンサーで検知し、乗り越えられる。

さらに新たに「Google アシスタント」を搭載したスマートスピーカーに対応し、音声操作ができるようになっている。「otomo(おとも)」機能により、人の足の動きを認識してついていき、任意の場所を掃除させることができる機能もある。オープン価格だが、店頭実勢は15万4,000円(税込)。