水深14mで撮影できるコンデジ「RICOH WG-70」

リコーは小型軽量で防水、耐落下衝撃のコンパクトデジタルカメラ「RICOH WG-70」を3月中旬に発売する。

水深14mで連続2時間の水中撮影が可能な防水性能(IPX8、JIS保護等級8相当に準拠)を備える。さらに1.6mからの耐落下衝撃性能や、ホコリに強いIP6X(JIS保護等級6)相当の防塵性能、マイナス10℃でも動作が可能な耐寒構造、100kgf(重量キログラム)までの重さに耐える耐荷重構造注を備える。


裏面照射型CMOSイメージセンサーと画像処理エンジンを組み合わせ、最高ISO感度6400の高感度性能と、有効約1,600万画素の画像を記録する。リコーの「超解像」技術を応用した画像処理機能も備え、より解像感に優れた精細な画像を残せるとする。一度に複数枚の画像を撮影、合成してぶれの少ない画像を作る「手持ち夜景」モードも採用する。

従来モデルに比べると、被写体を拡大できる「デジタル顕微鏡モード」を改良している。記録サイズが選択可能で、デジタルズームを併用し拡大率を優先した2M(1920×1080)から、高画素でプリントやトリミング時に効果を発揮する最大12M(16:9)(4608×2592)サイズまで任意に選択ができる。

6灯のLED補助光や、水中撮影専用モード、クロスプロセス処理を行ったフィルムのような独特な色合いが出せる「クロスプロセス」画像仕上げなども特徴。広角28mmからの光学5倍ズームレンズを搭載する。

1920×1080(16:9)ピクセルで30fps(フレーム/秒)、記録形式にはH.264を採用したフルHD動画撮影機能もある撮影状況に応じ電子式手ぶれ補正、高感度ぶれ軽減モード、動画撮影専用の電子式手ぶれ軽減「Movie SR」機能も利用できる。アウトドアモニター機能を備えた見やすい2.7型約23万ドットの液晶モニターもある。

付属品は充電式リチウムイオンバッテリー、充電用電源アダプター、USBケーブル、ストラップ、マクロスタンド。オープン価格だが店頭実勢は3万5,800円(税込)。