激突回避!「扉につけるお知らせライト」

キングジムは、扉の反対側に人がいることを知らせる人感センサー付きライト「扉につけるお知らせライト(無線タイプ)TAL20」を12月6日に発売する。

オフィスなどで扉が急に開くことによる衝突の危険性に着目し開発したもの。2017年6月に発売した有線タイプ「TAL10」に続いて今回無線タイプが登場した。本体同士を無線接続することで既存機種では設置できなかった厚い扉などにも対応できる。


人感センサーは距離最大約10m、角度は水平方向に約120度、垂直方向に約110度の範囲で反応し、照明の点滅とブザーの音で知らせる。光と音、光のみ、音のみのいずれかを設定でき、音量は「小」「大」が選べる。

サイズは140×75×105mm。重さは約300g(電池含まず)。本体はマグネット式で、扉を挟むように簡単に取り付けられるほか、付属の取付補助板を組み合わせれば、ネジや両面テープを使って鉄扉以外にも取りつけられる。

電源として1台につき市販の単2形アルカリ乾電池4本が別途必要。なお電池寿命は、1日あたり30回センサーが反応した場合も約2年間となっており、頻繁な電池交換は不要。

本体の表示シートは、扉に取りつけるための「ドアに注意」表記のほか、曲がり角など死角が発生する場所での使用を想定した「衝突注意」表記の合計2種類があり、用途に合わせて取り換え可能。また1台のみで使える「シングルモード」は、段差などの危険な場所の注意喚起や防犯に役立つ。希望小売価格は1万4,000円(税別)。