キヤノンの小型軽量ミラーレスカメラ「EOS M6 Mark II」

写真と動画両方の撮影性能を重視した小型軽量ミラーレスカメラ「EOS M6 Mark II」をキヤノンが9月下旬に販売する。約3,250万画素の解像力と、最高約14コマ/秒の連写性能を備える。

2017年に発売した「EOS M6」の後継機種となる。キヤノンのAPS-CサイズCMOSセンサー搭載ミラーレスカメラでは最高となる約3,250万画素のCMOSセンサーと、映像エンジン「DIGIC 8」を組み合わせて撮影画質を高めた。トリミングによる部分拡大でも高画質な画像を得られるとする。また最高ISO25600の常用ISO感度(拡張ISO:51200相当)を実現しており、室内や夜景などの暗所でもノイズを抑えて撮影ができる。


キヤノンのレンズ交換式カメラとして初搭載となる最高約14コマ/秒の「高速連続撮影+」と最高約30コマ/秒の「RAWバーストモード」が利用できる。さらに各画素が撮像と位相差AFの両方の機能を兼ねる「デュアルピクセルCMOS AF」により、動く被写体でも撮影しやすい。これに加え被写体の瞳を検知してフォーカスを合わせる「瞳AF」が、サーボAF/動画サーボAF時にも設定可能。

操作面では、AFとレリーズ動作を切り離して撮影できる「AFスタートボタン」やフォーカス方式の切り換え操作を行う「フォーカスモードスイッチ」、タッチ操作で簡単に撮影設定ができるチルト式液晶モニターを搭載。EVFキットに同梱の外付けEVF(電子ビューファインダー)に対応し、ファインダー撮影も行える。オープン価格だが直販でのボディー価格は12万4,200円(税込)。