DJI、折りたためるスマホ用スタビライザー「Osmo Mobile 3」

スマートフォン用スタビライザー「Osmo Mobile 3」をDJIが販売している。空撮や地上の撮影で利用したジンバル技術を組み込んでいる。

折りたたみ式で、ハンドル上に集約したボタンを操作し、片手で頻繁に使う機能や撮影モードに効率的にアクセスできる。クイックロールを使えばスマートフォンを取り外さず、モード(M)ボタンを2回押すだけでポートレートモード(縦向き撮影)とランドスケープモード(横向き撮影)を切り替えられる。


スマートフォンの充電ポートやオーディオポートを遮らず、トリガーボタンを使えば、ジンバルの方向を固定したり、セルフィー撮影のために前面/背面カメラを切り替えたり、ジンバルの向きを中心に戻す操作ができる。

被写体の自動追尾機能「ActiveTrack」も備え、トリガーボタンを1回タップするだけで、フレーム中央にある被写体をとらえる。スタビライザーの側面にあるズームボタンを使うと、スマートフォンの画面に触れずズームイン/ズームアウトできる。カメラのズーム速度はカスタマイズ可能。

対応アプリケーション「DJI Mimo」を入れたスマートフォンとBluetooth 5.0で接続すると各種の機能が使える。

標準搭載するな音楽やビデオトランジション、フィルターなどのテンプレートで動画を編集できる「ストーリーモード」、手振りだけで撮影ができる「ジェスチャー操作」、動きの速い場面に対応した「スポーツモード」、時間経過をとらえる「タイムラプス」、タイムラプスに動きを追加する「ハイパーラプス」、3×3の9面と180度から選べる「パノラマモード」、周囲がスローダウンしたような撮影ができる「スローモーション」。

バッテリー稼働時間は約15時間。販売価格はスタンダード版が1万3,500円(税込、以下同じ)、グリップ式三脚とOsmo キャリーケースを含むコンボ版は1万5,660円。