ノイズキャンセリングBluetoothヘッドホン「WH-1000XM3」

「高音質ノイズキャンセリングプロセッサー QN1」を搭載したBluetoothヘッドホン「WH-1000XM3」をソニーが発売する。

前機種「WH-1000XM2」に比べ約4倍の信号処理が可能で、飛行機などの低域のノイズに加え、人の声や雑踏の音などこれまで打ち消しづらかった中高域のノイズを大幅に低減できるとする。


CD音源や、MP3などの圧縮音源をハイレゾ相当にアップスケーリングする独自技術「DSEE HX」や、ワイヤレス伝送でハイレゾ音源を原音に忠実に再現できるLDACに対応。長時間利用時も快適に装着できるよう、本体を軽量化し、イヤーパッドの内部素材やイヤーカップの構造、ヘッドバンドの形状も改良している。

ほかにも2機種のイヤホン「IER-M9」「IER-M7」を発表している。アーティスト向けにステージ上でのモニタリングに最適な音質と、演奏に不要な周囲の音をカットする遮音性、激しいパフォーマンスでもずれにくい装着性が特徴。複数のバランスド・アーマチュア(BA)・ドライバーユニットを生かした新開発のマルチBAシステムを搭載。ボーカルや楽器の音色、リズムを正確に再生でききるとする。、周囲の騒音を抑制するノイズブロック構造と、柔らかく耳の形に沿うようにカーブしたプリフォームドイヤーハンガーも採用する。またハイレゾ音源の空気感まで臨場感をもって伝えるステレオヘッドホン「MDR-Z7M2」もある。

オープン価格だが、店頭実勢はWH-1000XM3が4万円前後(税別、以下同じ)、「IER-M9」が13万円前後、「IER-M7」と「MDR-Z7M2」が7万5,000円前後。