
「HubblePhone」のメインカメラ(60メガピクセル!)は、その取り付け位置が特徴。本体側面に取り付けられたことで、15倍の光学ズームが可能となりました。そのルックスからはSONYの「HDR-TG5V」や、SANYOの「Xacti」を思い出した人も多いのではないでしょうか?


良いビデオカメラでした
「HubblePhone」本体内には動画編集ソフトが搭載されており、メインカメラと内蔵ソフトの活用で、プロの要求に応える動画撮影/編集が可能になると、Turing Space Industriesは述べています。

画面数が多いので、編集も簡単?
「HubblePhone」本体は、メインカメラの取り付けられている「メインデッキ」とそこからのびる「アッパーデッキ」で構成されています。そしてメインデッキにはリアカメラが、アッパーデッキにはメインカメラとサブカメラが搭載されています。これらはいわゆる“スマホカメラ”。12メガピクセルで、SNS用の写真を撮影したり、ビデオ通話をしたりできます。

そこからのびる「アッパーデッキ」で構成

でも、これらのカメラの役割は、セルフィ―だけではありません。「HubblePhone」はこれらのカメラで利用者の唇の動きを読む「リップリーディング」機能を提供します。
「リップリーディング」機能とは、スマートフォンの音声操作をさらに一歩進めたもの。例えば周囲が騒がしいとき、スマートフォンの音声認識は誤認識が増えてしまいがち。大きな声を出せばよいのでしょうが、人混みでは気が引けますよね。「HubblePhone」であればそんなとき、声を出さずに唇の動きだけで操作ができます。

「HubblePhone」は、米国では2020年6月、欧州では8月、中国では9月に発売される予定。その他の地域でも2020年中に入手可能になるとのことです。価格は2,749ドルです。

「HubblePhone」の仕様について詳細は、Turing Space IndustriesのWebサイトを参照してください。
