
沖昌之さんは、数万人にひとりしかいないとも言われる「ネコ能力者」(?)。何もしなくてもなぜかネコが寄って来るだけでなく、飼いネコではないお外ネコの頭に花を載せてもネコに怒られないという特異能力を持つ写真家です。この能力を活用し、お外ネコのユニークな姿を撮影。日本だけでなく、台湾を含む海外でも人気を獲得しつつあります。

山下リサさんは、現在7刷に達した人気の写真集『必死すぎるネコ』を担当された装丁デザイナー。沖さんの撮影された膨大なネコ写真の中から「必死すぎる」というコンセプトで写真をセレクトし、沖さんの写真の良さを最大限に引き出す構成と、表紙から裏表紙までページをめくる手を止めない流れを作り出すことに尽力された方の一人です。

お二人のトークショーは2018年7月11日17時から。沖さんからはネコ写真撮影時のあれこれが聞けるのはもちろんとして、山下リサさんからは写真集『必死すぎるネコ』を編集されたときの苦労話(?)が聞けるかもしれません。

個人的には、山下リサさんに興味津々。山下さんは写真を眺めていると「写真から声が聞こえてくる」のだとか(沖さん談)。だとすると、山下さんも立派な特異能力者。ネコ能力者の沖さんと、写真の声を聞ける山下さんのトークは、絶対に面白いはずです。

また、もう一度沖さんの写真集を手掛けるとしたら、どんなコンセプトになるのかも聞いてみたいところ。沖さんの写真を面白く見せる切り口は、まだまだ他にもありそうだからです。

沖さんは「赤レンガ倉庫ねこ写真展2018」には、『必死過ぎるネコ』に掲載された写真を中心に全部で20点程度の作品を展示予定。展示にはA0サイズの大型作品も含まれるのだとか。また、写真集出版後に撮影された、新たな「必死過ぎるネコ」たちも展示される予定だそうです。

「サンドバッグに 浮かんで消える♪」
開催期間中は、沖さんは基本的には全日在廊されるとのこと。トークショーは平日なので参加できない…という方は、土日や海の日(7月16日)に写真展に出かけ、沖さんと個人的なトークを楽しんでみてもよいかもしれません。
■トークショー概要
開催日:2018年7月11日17時から■赤レンガ倉庫ねこ写真展2018
開催日:2018年7月11日~17日開催時間:10時~19時(17日は15時まで)
開催場所:横浜赤レンガ倉庫1号館 2階全イベントスペース
入場料 500円(小学生以下無料)
