
無粋な目覚まし時計のアラーム音ではなく、良い香りで目覚めたいという希望をかなえた商品。コーヒーやペパーミント、そして森の香りなど、様々な香りで目覚めることが可能だ。

コンセプトは、なるべく多くの感覚を刺激することで、目覚めやすくすること。従来の目覚まし時計は五感のうち聴覚のみを刺激し、利用者が目覚めない場合には刺激を強くする=音を大きくする、という手法が取られてきた。
「Sensorwake Trio」は、刺激を強くするのではなく、刺激する感覚の数を増やすという手法を採用。セットした時間になるとまずは香りが流れ出し嗅覚を刺激する。これで目覚めない場合には1分後、本体に取り付けられたライトが光り、視覚を刺激する。これでも目覚めない場合にはその1分後に音楽を鳴らして聴覚を刺激するという仕組みだ。こうして刺激する感覚の数を徐々に増やしていくことで、スムーズな目覚めが可能になるという。


香りを発生させるカプセルは1個で30回利用が可能。香りの種類は現時点で9種類以上用意されている。

サイズは10x12.5x10.5センチで、重さは約420グラム。製品にはカプセルが2個付属する。

Guillaume Rollandさんは現在、クラウドファンディングサイトKickstarterで出資者募集のキャンペーンを実施中。本稿執筆時点では、79ドルの出資と12ドルの送料で「Sensorwake Trio」を1個入手可能だ。出荷は2018年11月に予定されている。