「Modularized Drone」はクリップタイプのドローン。クリップで挟め、ある程度軽いものであれば飛ばすことができる。
基本的には、子どもたちの実験や工作など向けにデザインされた製品。例えばレゴブロックでヘリコプターのようなものを作ったとしても、これまでは想像の世界の中でしか飛ばせなかった。だが、「Modularized Drone」をクリップで取り付けることで、レゴブロックで作られたものを飛ばすことが可能になる。
電子工作が好きな大人も満足させることができる。クリップで挟めるものならなんでもドローンにできるので、例えば紙コップをドローンにすれば、紙コップに入ったコーヒーをキッチンからベッドルームまで運べる…かもしれない。
ただし、「Modularized Drone」が飛ばせるのは、標準構成では最大で120グラムまでの物体。コーヒーなら、エスプレッソ限定といったところだ。
バッテリーの充電に必要な時間は30分。フル充電で約10分の飛行が可能だ。
開発したのは香港に本拠を置くModularized Droneチーム。同チームは現在、クラウドファンディングサイトKickstarterで出資者募集のキャンペーンを実施中。本稿執筆時点では、548香港ドルの出資で「Modularized Drone」の基本セットを入手可能だ。出荷は2018年5月に予定されている。