「HUMU(フームー)」は、“おウチでシネマ”をもっと楽しくする体感型スピーカー。そのHUMUの日本正規輸入に向けたクラウドファンディングプロジェクトが4月10日にKibidangoでスタートします。
インターネットコムでは「HUMU」を入手。その機能を一足早く体験させてもらいました。久しぶりに出会った、楽しい製品です。
■なぜか笑ってしまう
「HUMU」のプロダクトイメージには、なぜか爆笑している女性や驚いている男性が採用されています。音楽や映画を楽しんでいるのなら、もっとうっとりした表情でもよいはず。これはなぜ?と以前から疑問だったのですが、その理由は体験してみてわかりました。爆笑してます
一般的なスピーカーに対する感想なら、「良い音だな」とかいったものが浮かぶでしょう。でも、「HUMU」だと、そんな感想がでる前に、面白くて、楽しくて、思わず笑ってしまうのです。これに一番近いのは、初めて自転車に乗れたときや、初めてスケートボードに乗れたとき。思わず笑いがこみあげてきたあの瞬間の感覚かもしれません。
■『シン・ゴジラ』を観る
「HUMU」の実力を知るのに適した映画は、例えば『シン・ゴジラ』。ゴジラが歩くときの振動を、身体で感じられます。(人間をモデルにすると生々しかったので、
サンフランシスコジャイアンツの新庄ベアさんにモデルになってもらいました)
ゴジラが東京を焼き払うシーンなどは、映像的には恐ろしくて悲惨なもの。にも関わらず、音響が面白くて、数回繰り返して観てしまいました。
『シン・ゴジラ』に限らず、映画館での公開時に4DXで上映された作品は、「HUMU」を使えばより楽しめるはずです。というか、このスピーカーがあれば、あとは、水しぶきや匂い、風がでる設備を追加すれば、“おウチシネマで4X”が実現できるかもしれません。
(あくまでも、イメージ)
■恋愛映画には、不向き?
一方で、このスピーカーで鑑賞するには、あまり向かない作品もあるみたいです。恋愛ものなど静かなシーンが続く映画では、「HUMU」の効果をあまり実感できません。使っていてもマイナスはないのですが、あまりプラスもないかも。そのような作品をよく観るという方には、「HUMU」は向いていないかもしれません。■体験会、やるみたいです
実際に使ってみないとその良さがわからない、自分に向いているかがわからない「HUMU」。HUMU事務局では4月10日に体験イベントを実施するそう。興味のある方は出かけてみてはいかがでしょう?やっぱり、ちょっと笑ってますね
イベントの詳細や、クラウドファンディングプロジェクトの詳細については、KibidangoのWebサイト内の「全く新しい音楽体感、はじまる。」を参照してみてください。