Bandit9「ODYSSEY」

「ODYSSEY」は“未来のバイク”をイメージしてデザインされたオーダーメイドマシン。ベトナムサイゴンに本拠を置くカスタムバイクメーカーBandit9が、同社の名刺代わりになる一台として開発した。

Bandit9「ODYSSEY」
“未来のバイク”をイメージしてデザインされたオーダーメイドマシン 「ODYSSEY」

最高級の素材・パーツで構成されているのが特徴のマシン。素材としてはボディには904Lステンレススチール、シートにはイタリア製レザーが採用された。パーツとしてはリムにはボラーニ、フォークにはマルゾッキ、ブレーキにはベルリンガーが採用されるなど、妥協を許さないチョイスとしている。


Bandit9「ODYSSEY」
最高級の素材・パーツが採用された

メーター類はすべてタンク上のシースルーLEDに集約。必要な情報を必要なときにオンデマンドで表示できる。ナビ画面を表示することも可能だ。タンク上にはタンクバッグを取り付け地図を配置する人もいるが、そのような人にはこの位置にナビが表示されるのは便利だろう。

Bandit9「ODYSSEY」
この位置にナビを表示できる
未来!

シートは形状記憶タイプ。走行中には、ライダーにとって最も快適な形状を取るが、降車後にはもとの形に戻る。

Bandit9「ODYSSEY」
美しいデザインを維持するための工夫だそうだ

ドライブトレインは1,400cc V-Twinか、電動モーターのどちらかを購入者がチョイスできる。“エンジンの咆哮”を好む人にはV-Twinが、静かな走りを望む人には電動がおススメだそうだ。

Bandit9「ODYSSEY」
1,400cc!

購入希望者からの問い合わせ(価格や日本への配送方法、配送費用など)については、同社WebサイトのContactページで受け付けている。同社のDaryl Villanuevaさんに直接Eメール(daryl@bandit9motors.com)で質問することも可能だ。問い合わせでは英語が使用できる。なお、同社は過去に日本へ配送した経験があるとのことだった。

Bandit9「ODYSSEY」

同社の名前を一躍有名にし、「飛行機のようだ」「このまま飛んでいきそうだ」と言われたカスタムバイク「L - CONCEPT」もオーダーを受け付け中。こちらを購入したいという方も、上記の連絡先に連絡されたい。

Bandit9「ODYSSEY」
ジェットエンジンみたいだ!

どちらのバイクも、日本の公道を走れるかはわからないが、例えば飲食店のディスプレイなどで利用すれば評判になること間違いなしだろう。

(本稿中の画像は、Bandit9のDaryl Villanuevaさんから使用許諾を得て掲載しています)