マルト(MARUTO) 自転車屋さんのポンチョ

雨の日の自転車通勤、辛いですよね。一般的な自転車利用者であれば、“雨の日は乗らない”という選択肢がありますが、通勤で使っている人にはそのようなチョイスはないことも。様々な種類のレインウェアを使って、オフィスまでたどり着いているはずです。

毎日片道約12キロの距離を自転車で通勤をする筆者は、様々な雨具を試してきました。その結果たどり着いたのが、「マルト自転車屋さんのポンチョ(以下、マルト)」です。“雨の日には自転車に乗らない”という選択肢が無い人向けの、有効な選択肢です。

マルト(MARUTO) 自転車屋さんのポンチョ
雨の日にはこれ!「マルト自転車屋さんのポンチョ」

「マルト」は頭から被って着用し、前部分をカゴにクリップで取り付けるタイプのポンチョ。これによりカゴの中の荷物、ハンドルを握る手、そしてサイクリストの下半身を雨から守ってくれます。

マルト(MARUTO) 自転車屋さんのポンチョ
ワイヤーの一番上ではなく、上から3つ目くらいに取り付けるのがポイント

このポンチョ、何が良いかって、クツが(思ったよりは)濡れない点でしょう。自転車で走っていると雨は前から吹き付けてくるのですが、それをこのポンチョが防いでくれるのです。

マルト(MARUTO) 自転車屋さんのポンチョ
雨を防ぐには、上からではなく、前から守る!

以前、別タイプのポンチョを使っていたときにはいつもクツが濡れ、ときにダメになっていました。それを防ぐために、コンビニのレジ袋を履いて走っていた時期も。でもレジ袋って、信号で止まって足をついたときに滑り、危険です。「マルト」はその転ぶリスクと、「お母さん、あのおじさん、レジ袋はいてるよ」という無垢な子供の声に気持ちを折られるリスクからサイクリストを守ってくれます。

レインウェアには、ジャケットとパンツに分かれたタイプも。でも、このタイプでもクツは濡れます。その上、パンツは朝着用してオフィスに行くと、帰りにまた濡れたパンツをはくことになります。濡れパンツをはくのは哀しい。濡れたパンツをはくのは、哀しいのです(本当に哀しいので、2回書きました)。「マルト」は、その哀しみから我々を救ってくれます。

またも余談ですが、レインウェアの使用は、匂いとの戦いになります。特に梅雨、毎日雨が降る時期に毎日レインウェアを使っていると、古い雑巾のような臭いに悩まされがちです。「マルト」もその匂いからは逃げられません。筆者はその場合、洗濯機で丸ごと洗っています。首回りにハイターをかけてから洗うと有効です。

マルト(MARUTO) 自転車屋さんのポンチョ
濡れたまま収納袋に入れてたりすると、どうしても臭くなります…

話をもとに戻して…。

「マルト」の欠点は3つ。1つ目は、顔部分の追従性。自転車で右左折するときには、顔を後ろに向け、後続のクルマがないか確認する必要があります。でもこのポンチョを着ていると、後ろを振り向きにくいのです。頭だけは後ろを向いても開口部が追従せず、前のままということも。なので安全確認をする際には、ポンチョ頭部を脱がなきゃ!、な場合もあります。

マルト(MARUTO) 自転車屋さんのポンチョ
見えねぇ…。

2つ目はライト。ハンドルバーにライトを取り付けていた場合、「マルト」はこれも雨から守ってくれます。守ってくれるのは良いのですが、ライトとしては機能しません。このため、夜間走行する場合には別の場所―例えばフロントフォークなどーにライトを取り付けて使用する必要があります。

マルト(MARUTO) 自転車屋さんのポンチョ
ライトもしっかり雨から守る!…って意味ない!

最後はデザイン。格好悪い。これはもう類似の他商品と比べて圧倒的にダサいと言わざるを得ません。これ、なんとかならないのでしょうか?

マルト(MARUTO) 自転車屋さんのポンチョ
前から見ても横からみてもあれですが、後ろから見てもだいぶあれです

筆者は「マルト」に買い替えてからはこれ一筋。すでに4着目を利用していますが、どこかの時点でマイナーチェンジがあったようです。マイチェン後は若干ですが、薄く軽くなり、着用が楽になりました。また、畳んで収納袋に入れるのがぐっと楽に。以前は畳み方に工夫が必要で失敗すると収納できないことも多かったのですが、最新モデルは割と適当に畳んでもなんとか押し込めます。

クツを濡らしたくない人、レジ袋をはいて自転車に乗るのが苦手な人、濡れたパンツをはくのに耐えらない人、でも、デザインには目をつぶれる人には、「マルト」はおススメです。
本記事は、プロモーション記事です。