ネットワークオーディオサーバー

音楽をたくわえて聴くためのネットワークオーディオサーバーの入門機「Soundgenic HDL-RA2HF」をアイ・オー・データ機器が2月初旬より販売する。

ハイレゾ音源向けに設計した従来機「fidata HFAS1シリーズ」の特徴を引き継ぎいだ製品。メディアサーバー機能、USB-DAC対応、CDリッピング機能を搭載し、音楽の取り込みから再生・保護までがワンストップで可能。


別売のブルーレイ/DVDドライブと組み合わせることで、PC不要で音楽CDを取り込める。ボタンひとつ押すだけで、Gracenote Music IDRによる楽曲情報、アルバムアートの自動取得とAccurateRipによるビットパーフェクトリッピングが可能。データ形式はPCM形式(44.1KHz/16bit)でWAV、FLACを選択可能、FLAC形式は「無圧縮」をはじめ3段階の圧縮に対応する。

ハイレゾ音源を購入できるサイト「e-onkyo music」と連携し、スマートフォンなどを通じて購入した楽曲をサーバーに自動ダウンロードすることもできる。

もちろんPCとの連携機能もあり、Windows機にせよMacにせよ楽曲をネットワーク経由で取り込める。USBメモリーや外付けHDDからの楽曲転送も可能。逆に外付けHDDへ自動でバックアップも行える。

再生時はDLNA、UPnP AVに準拠したネットワークプレーヤーと組み合わせて利用する。USB-DACを接続すればサーバー自体をネットワークプレーヤーとして使える。

静音重視のFANレス設計、外部振動を抑制するラバー製インシュレーター、輝度を抑えたLEDなども特徴。カスタマイズしたTwonky Server 8を採用。きめ細かくソートできるナビゲーションツリー機能を備え、高解像度のアルバムアートワーク表示やアルバムの曲順通りの表示ができる。

外観はオーディオラックなど人目に付く場所への設置を想定し、ヘアライン加工により存在を主張しすぎないデザインに仕上げている。

オープン価格だが、直販はHDD容量2TBモデルが3万7,800円(税込、以下同じ)。ただし1月末時点で直販の初回入荷分は完売するなど人気が高いもよう。SSDの1TBモデルは8万9,640円。