ヘッドホンのイメージ

パナソニックは、ハイレゾ音源再生に対応したワイヤレスヘッドホン2機種を2月22日に発売する。ノイズキャンセリング機能つきの「RP-HD600N」、なしの「RP-HD500B」だ。

Bluetooth Ver.4.2準拠。最新の2つのコーデック「LDAC」「Qualcomm aptX HD」に対応。ワイヤレスとしてはレスポンスが早く、高い解像感を出している。またHDドライバーに超多層フィルム(MLF)振動板を採用し、不要な残響を残さず、高い応答性と高解像度再生を可能にしたとする。さらに新制振構造・制振材料のフレームを採用し、不要なドライバーの振動を低減し、音場の広がり感を演出できるようにした。ノイズキャンセリング機能つきモデルは機能を有効にした状態で約20時間、ノイズキャンセリングなしのモデルは35時間、それぞれ連続再生が可能。


ノイズキャンセリング機能付きモデルについては、マイクをハウジングの外側に配置するフィードフォワード方式と、鼓膜に近いドライバーユニット側に配置するフィードバック方式を採用。独自の信号処理回路と合わせて広帯域なノイズキャンセル性能を発揮するようにした。ノイズキャンセルの強度は3種類のモードがあり、外部の騒音状態に合わせて切り替えられる。電車の車内アナウンス等、周囲の音を聞きたいときに、ヘッドホンを外さずに済むボイススルー機能もある。

装着性を高めるため、3Dボールジョイント機構を採用。人それぞれの頭や耳の周辺に合わせて最適な位置で身につけられる。3Dイヤーパッドは、人間工学に基づいて設計し、低反発ウレタンフォームを使って耳周りの形状にしっかりフィットし、密閉性、遮音性を高める工夫もしてある。

このほかの特徴は、ヘッドホンを折りたたんで持ち運べる「スイーベル&折りたたみ機構」、接続機器に搭載されている「音声アシスタント(ボイスコントロール)機能」2台のBluetooth機器を同時接続できる「マルチポイント」。

本体カラーはノイズキャンセリング機能付きモデルがブラック、オリーブグリーン、マルーンブラウンの3種類。ノイズキャンセリングなしのモデルはブラックのみ

いずれもオープン価格だが店頭実勢は、ノイズキャンセリング付きモデルが3万5,424円(税込、以下同じ)、なしのモデルが2万7,864円。