科学者のイメージ

日本の男の子が将来なりたい職業は「学者・博士」が1位となり、実に15年ぶりでトップに返り咲いた。こんな調査結果を第一生命保険がまとめた。

2017年7~9月に全国の保育園・幼稚園児及び小学校1~6年生1,100人を対象に尋ねたもの。学者・博士の人気について、理科の実験授業の浸透で、実験塾なる私学塾も登場し、2014年から3年連続の日本人ノーベル賞受賞の話題も相まって、小学生を中心に注目を浴びているためだと、第一生命は次のように分析する。


2位は「野球選手」、3位は「サッカー選手」と続く。野球選手がサッカー選手の人気を上回るのは8年ぶり。4年ぶりの国際大会「WBC」開催に加え、プロ野球でも史上最多の観客動員数を記録し、高校野球では最多ホームラン更新など、話題が盛りだくさんなためとしている。

女の子が将来なりたい職業は「食べ物屋さん」が21年連続トップ。以下は「看護師さん」「保育園・幼稚園の先生」「お医者さん」と続いた。

高学年を中心に看護師の人気が上昇しており、医者を挙げる割合も過去最高となった。テレビドラマでも話題を集めた医療にまつわる職業の人気が高まっているという。