ANAの機内Wi-Fiイメージ

全日本空輸(ANA)は、国内線で無料の機内Wi-Fiを2018年4月から開始する。iPhoneやAndroidスマートフォンなどを使って空の上でもインターネットに接続し、TwitterやFacebookを利用したり、メールをやりとりしたりできる。日本航空(JAL)に続く動きだ。

ANAはすでに一部の便で機内Wi-Fi「ANA Wi-Fi Service」を導入しており、有料で利用可能になっている。今後サービスが拡充し、無料で使えるようになった。


対象機種は「B777」「B787」「B767」「B737-800」「A321」型機のすべてのクラス。機内Wi-Fiが利用可能な便は、目印のロゴが機内入口に添付してある。

なお「B737-500」「B737-700」「A320」「DHC8-Q400」型機は対象外。また国際線も対象外だ。

基盤となるのはPanasonic Avionics Corporationによる航空機内インターネット接続サービス「eXConnect」。通信衛星を利用するため、安定性は地上環境と異なるまた同時に多数の人が使うと、通信の中断や速度への影響がある。

一方、機内Wi-Fiを生かした動画配信なども充実する。人気ドラマやバラエティ、アニメ、音楽が100以上増える。さらに「ANA SKY LIVE TV」として、最新ニュースやスポーツがライブで閲覧でき、「e-books」で雑誌やコミックが楽しめる。