Apple(アップル)の新型デスクトップPC「iMac Pro」。構成によっては150万円を超える価格設定が話題になっている。
iMac Proはアプリケーション開発や映像編集など、仕事や趣味に高性能を必要とする人向けの製品。18コアのCPUを選べるとして注目を浴びていた。
基本構成は8コアCPUを採用し55万8,800円 (税別、以下同じ)だが、CPU、メモリー、ストレージなどの部品を高性能なものにすると153万9,659円になる。
小型車ぐらいは買えてしまう水準で、ファンもそうでない人も、製品の仕様や写真をにらみつつ、ついうなってしまいそうだ。
もちろんWindows PCもゲーミング(ゲーム用)分野などで100万円超えのモデルはままあるし、底知れない自作PCの世界には愛機のためにもっと費用をかける好事家がいる。
それでも150万円台のPCと聞いて感慨を深めた人が多いのは、20世紀に流通していた現在のMacの先祖「Macintosh」シリーズを思い出したせいかもしれない。
Twitterなどでは1990年代に話題を呼んだ当時のMacintosh最上位機種「Quadra 950」などをなつかしむ声もある。100万円超で、今日との物価の違いを考えれば大変な高級品だった。