自転車で走っていると、駐車しているクルマの右をすり抜けることがあります。後続車が怖いので、駐車しているクルマのそばぎりぎりを走りがち。でもそんなときに限って、クルマのドアが突然開くことが。これに突っ込むと、思わぬ大けがを負うことがあります。
「Life Sticker」はこんな事故を防ぐためのデバイス。スウェーデンの都市ヨーテボリに本拠を置くSemconが開発しています。
ドアミラーに張り付けて使う、小さなライト。自転車やバイクが接近すると赤く点滅し、「いまはドアを開けてはいけない」タイミングであることをドライバーに知らせます。
「Life Sticker」内部には、加速度センサーやBluetooth LEモジュールが内蔵されており、加速度センサーがクルマが停止したことを検知したときにBluetooth LEモジュールを起動。スマートフォンを持つサイクリストやバイクライダーが背後から近づいているかどうかを検知し、赤いLEDで知らせるという仕組みです。現時点では、サイクリストやバイクライダーはLife Sticker専用アプリを起動しておかなければ、「Life Sticker」に検知してもらえません。でも将来的には、これは不要になるそうです。
最大の特徴はその価格。2ユーロ(約267円)以下での販売を目指しているのだとか。この価格で事故が防げるなら、安いのではないでしょうか?
コードレスで動作します
Semconは、「Life Sticker」の1年以内での発売をめざしているそうです。