NTT東日本のイメージ
販売終了したADSLモデム「MS5」(出典:NTT東日本のWebサイト)

PCからインターネットを利用するための手段として、かつて多くの家庭で導入が進んだ「ADSL」。だが時代は変わった。NTT東日本とNTT西日本はほとんどの地域で2023年に終了する。

以前、NTT東日本とNTT西日本は「フレッツ・ADSL」のブランドでADSLを広げてきたが、最近はより高速でネットを利用できる光回線「フレッツ光」が普及するにつれ、規模を縮小しつつあった。

すでにフレッツ光の対象地域では2016年にフレッツ・ADSLの新規申し込み受け付けを打ち切ってていたが、関連物品の製造終了により設備などの保守が難しくなっており、ADSLを使う人も年々減少しているため、2023年1月31日で正式に終了する。

まだフレッツ・ADSLを使っている人にはフレッツ光に乗り換えて欲しいとうながしている。NTT東日本では2017年12月1日から、フレッツ・ADSLからフレッツ光に移行する際の初期工事費などを無料にするといったキャンペーンも行う。

なお、NTT東日本、NTT西日本の営業地域における光回線の普及率は合計96%。NTT東日本だけ見ると99%、NTT西日本では93%だ。

いつのまにか国内各地に光回線が張り巡らせてある事実に、あらためて驚異を覚えるが、なお数パーセントの未整備なところが残っているのも確か。該当する地域ではおおむねADSLが利用でき、光回線の敷設などが進まない場合は、原則として2023年2月以降もADSLを使い続けられるとしている。