Slackのイメージ画像

ビジネスチャットアプリケーションとして人気の「Slack」に日本語版が登場した。設定を変更することで英語版から切り替えて利用できる。

IT分野をはじめ、効率を重視する企業ではメールに代わって社内や取引先との連絡手段として普及しつつあるビジネスチャット。自前の設備などを導入しなくてもすむクラウド型が人気で、その中でもSlackは使い勝手のよさから、従来、英語版のみしかなかったにもかかわらず、日本を含む各国で支持があった。

9月にはフランス語、ドイツ語、スペイン語の3か国語版が登場。11月中旬になり日本語版を日本語が登場した。言語の変更方法は、PCからの場合はSlackの画面左上にある「環境設定」を開き、「言語&地域」を選んで「日本語」を指定するだけ。スマートフォンなどでは右サイドバーの「設定」メニューから言語設定を行えばよい。

またワークスペースの管理者によって、オーガナイゼーション全体でのデフォルト言語を設定することも可能。例えば日本の企業で利用の場合など、Slackbot メッセージやワークスペースへの招待など、Slackでメンバー全員に表示する部分を日本語表示とし、それ以外の部分には参加者が各自それぞれ設定した言語で使えるように設定することも可能。

Slackの操作画面の細かい部分まで自然な日本語になるよう力を入れたという。質問やトラブルがあれば、日本語に完全翻訳したヘルプセンターと、日本語対応のカスタマーエクスペリエンスチームを利用できるとしている。

言語の問題を理由にSlackの導入をためらっていたオフィスには朗報だ。ビジネスチャットでは日本発の「ChatWork」なども有名だが、これを機に複数のアプリに慣れておくのは悪くない。というのもクラウド型ビジネスチャットの泣き所として、ひとたび稼働するサーバーなどに深刻な障害が発生するとまったく使えなくなり、業務が止まる恐れがある。

Slackは11月1日に、ChatWorkは15日にそれぞれ障害が起き、使っている人のあいだに困惑を広げた。いずれか1つのアプリに依存しすぎないよう代替手段を視野に入れておくことは重要だ。