ドローンのイメージ
Sabrewing Aircraftのドローンイメージ

日本の太平洋側から米国西海岸まで、約8,300kmをドローンで横断するレース「Pacific Drone Challenge」があらためて話題になっている。休憩なし、無補給、無人での飛行が条件だ。

パシフィックドローンチャレンジ
日本から米国へ

日本のiROBOTICS、米国のSabrewing Aircraftという2社が9月末に発表し、海外を中心にちょっとした注目を浴びたが、10月下旬になってまた国内の一部で関心が集まっている。

開催の目的は歴史を作るため。飛行家のチャールズ・リンドバーグが1927年にニューヨークからパリまで大西洋を休憩なしで横断したように、天候、距離に対するドローンの性能を証明するのが狙いだ。

開催期間などは特に決まっていない。仙台にあるドローン試験場を出発し、米国サニーベルにあるモフェット飛行場に着陸した最初の機体が優勝となる。どんなチームでも申し込みができるが、独立した第三者組織による審査を通ったうえで、さらに日本の国土交通省航空局(JCAB)や米連邦航空局(FAA)などの認証を得る必要があるため、ハードルは低くない。

またドローンの飛行方法として、ロケットや風船などを使うのは禁止となっている。第二次世界大戦中に、日本が飛ばした風船爆弾が気流に乗って米国に到達した例があるが、残念ながら同じ手は使えないもよう。

なお、賞品や賞金などはまだないが、誰かがスポンサーになることに興味を持っているなら話をしたいと、公式サイトでは呼びかけている。サイト上には問い合わせフォームも設置している。