アナログレコードのSNS

高まるアナログレコード熱を受けて、専用SNS「REVINYL(リバイナル)」が登場した。関西電力の通信子会社ケイ・オプティコムが運営する。

アナログレコードは若者世代を中心に人気が復活し、世界の年間販売枚数は新規プレス分だけで2016年に3,750万枚に達した。売上金額も前年比23.5%増の5億6,360万ドル(約630億円)となるなど、世界49カ国で伸長を見せる。日本は諸外国と比べ小規模ではあるが、やはり3年連続で生産枚数が拡大するなど、市場は成長しているほか、大手企業が新製品を出すなど再参入の知らせも相次ぐ。

これを好機とケイ・オプティコムは専用SNSを立ち上げた。参加する人がレコードの情報、そして同好の士とつながることで、地域や世代を超えてレコードに触れるきっかけを作り出す狙い。HMV recordshopなどレコード関連の企業とも連携する。

すでにiPhoneやAndroidスマートフォン向けのアプリケーションがダウンロードでき、主に4つの機能が使える。

目当てのレコードを探す「Search」、所有するレコードを管理する「Manage」、ほかの人のコレクションを閲覧して交流できる「Connect」、さらに今後開発するレコードの売買ができる「Sell&Buy」だ。

これらの機能を使えば、例えば家で眠っているレコードのジャケットをスマートフォンで撮影し、市場価格などの情報を数秒で確認できる。また所有しているレコードの中から、お気に入りのものをグルーピングしてリスト化したり、所有するレコード全体の価格を財産として見せ合える。

これに加え希少な盤が欲しい、聴かなくなったレコードを売りたいといった意向を宣言したり、レコード帯の有無などのこだわりについて、文章と写真のやりとりで確認しあえる。

また個人や店舗の新着情報を受け取れるよう「フォロー」してその一覧を見られる「タイムライン」を作るなど、TwitterやFacebookに似た交流機能があり、誰かの「お薦め盤」やイベントの「オリジナル盤」から、知らないレコードを発見する可能性もある。