バッテリーを“充電”するのではなく、“交換”しながら走行する電動バイク「Gogoro」。その「Gogoro」を製造する台湾Gogoroが住友商事と戦略的パートナーシップを締結。日本に上陸する。


「Gogoro」は、空になったバッテリーを“充電”するのではなく、バッテリーステーション「GoStation」で充電済みのバッテリーに“交換”しながら走行する、新しいコンセプトの電動バイク。バッテリーの交換に必要な時間はわずか6秒で、これまで充電時間の長さがネックとなり、普及が足踏みを続けてきた電動バイクを、一気に現実的なものにする。



現在、台湾における「GoStation」の設置数は400か所以上。台湾以外では、2016年にはベルリン、2017年にはパリへの進出を果たした。



今回の戦略的パートナーシップでは、沖縄県石垣島に「GoStation」を設置。電動バイク「Gogoro」と「GoStation」とを活用したシェアリングサービスの、今年度中の開始を目指すという。これにより住友商事は、石垣市のエコアイランド化構想をサポートする。


また、中長期的にはバッテリーステーション「GoStation」を他社のスクーターや小型モビリティ等にも開放。オープンプラットフォーム化していくことで、多様なEVの普及を目指すとしている。