ビットフライヤーのイメージ

「Bitcoin(ビットコイン)」をはじめとする仮想通貨と現実の通貨の交換などを手掛ける取引所にサイバー攻撃が相次いでいる。国内大手のbitFlyerも被害を報告した。

bitFlyerによると、日本時間の9月20日17時46分頃より、インターネットを通じ大量の機器を駆使してサービスを妨害する「DDoS」攻撃の影響により、サービスの一部に接続しづらい状況が発生した。サービスへの接続は約5時間後の同日22時50分までに復旧し、その後は正常に稼働している。

さかのぼること1週間前、9月15日には同じく日本の取引所であるZaif Exchangeも被害を報告している。このときは朝の9時から夜の19時40分まで10時間あまりにわたって影響があった。

具体的にはWebサイトなどにつながりにくくなったり、取引の注文がしにくくなったりし、取引所での情報のやりとりに使うチャットへも接続しにくくなった。原因はやはりDDos攻撃で、各種の処理に想定以上に時間がかかる状態となっていた。

Zaif Exchangeは攻撃元として、ウイルスに感染しサイバー犯罪者の操り人形になっているPCなどの群「ボットネット」を特定。アクセスを遮断し、正常に利用できる状態に戻した。ただしその後も攻撃そのものは引き続き観測している。

海外でもビットコインなどの取引所がDDoS攻撃を受ける事態は頻発している。多額の資金が流れ込み、注目を浴びる仮想通貨市場は、サイバー犯罪者にとって格好の標的となっている。