理研の新発明、服に貼れる太陽電池

理化学研究所は、衣類に貼れて洗濯もできる超薄型の太陽電池を開発したと発表した。

有機素材でできており、柔軟で極薄。大気中でも水中でも劣化なく動作する。厚さわずか1マイクロメートル(1,000分の1mm)の基板フィルムと封止膜を利用しており、曲げたり、つぶしたりしても壊れにくい。

単に丈夫なだけでなく、エネルギー変換効率と耐水性が高いのも特徴。120分間の水に漬けてもエネルギー変換効率の低下は5%程度にとどまり、水滴をたらしながら伸縮を繰り返してもエネルギー変換効率は初期の80%を保つ。黒の水性ペンで表面に染みをつけても、洗剤で汚れを取りのぞき、ふたたび使えた。

理研の新発明、服に貼れる太陽電池

「ウエアラブルセンサー」という、着ている人の体調を監視できる衣類の電源として役立つ。例えば血圧、体温を継続して測定可能になると、脳梗塞や風邪といった疾患の早期発見につながる可能性がある。