ホンダは新型「N-BOX(エヌボックス)」を9月1日に発売する。
新型N-BOXのコンセプトは「日本の家族のしあわせのために」。ファミリーカーの新たなスタンダードとなることを目指して開発された。先代の広い室内空間は継承しつつ、プラットフォーム、パワートレインを新開発。優れた走行性能・低燃費・乗り心地を実現した。
プラットフォーム、パワートレインを新開発
エクステリアでは、全タイプ標準装備のLEDヘッドライトなど、細部にわたって上質さを追求した。インテリアはN-BOXではベージュを基調にしたリラックス空間、N-BOX Customではブラックを基調とした精悍な空間を表現している。
利便性も向上している。室内空間はエンジンルームのコンパクト化、テールゲートの薄型化などによりさらに拡大された。テールゲート開口部の高さを低くすることで、自転車などの積み降ろしがより容易になっている。
新採用の助手席スーパースライドシートは、助手席シートの前後スライド量を570ミリとされた。標準装備となったスライドリアシートと合わせて、「N-BOX」のより多彩な使い方を可能にしている。
パワートレインでは、NAエンジンにi-VTECを、ターボエンジンには電動ウェイストゲートを、いずれも軽乗用車で初めて採用した。さらに、CVTやサスペンションシステムの高性能化などにより、安心感のある走りと低燃費、快適な乗り心地を実現している。
安全装備では、Honda SENSINGを全タイプに標準装備。基本の8つの機能に加え、オートハイビームならびにHonda初となる後方誤発進抑制機能が追加されている。
N-BOXに搭載されるHonda SENSINGの機能は次の通り:
・衝突軽減ブレーキ<CMBS>
・誤発進抑制機能
・ACC<アダプティブ・クルーズ・コントロール>
・LKAS<車線維持支援システム>
・先行車発進お知らせ機能
・歩行者事故低減ステアリング
・路外逸脱抑制機能
・標識認識機能
・後方誤発進抑制機能
・オートハイビーム