8Kディスプレイのイメージ

デルは8K解像度のディスプレイ「UP3218K」を販売開始した。31.5型サイズだ。

7,680×4,320ドット、3,320万画素、280ppiを誇り、Ultra HD 4Kの4倍、フルHDの16倍の高精細映像を表示できる。色彩にこだわる映像編集やグラフィックデザイナー、より詳細な拡大画像での解析を求める生命科学の研究者、気象、石油・ガス探査などの専門家向けだ。もちろん個人も購入できる。販売価格は49万8,800円(税別、送料込み)となっている。


色域はAdobeRGB 100%、sRGB 100%、Rec.709 100%、 DCI-P3 98%、Rec.2020 80%超というカバー率。色深度に優れ、10億7,000万色と標準的なディスプレイの64倍の色数があるという。視野角は水平、垂直とも178度。コントラスト比は1,300:1、アスペクト比は16:9となっている。輝度は400cd/m2、応答速度は6ms。

スタンド込みの本体サイズは498.4~618.0×720.5×222.0mm。筐体はアルミ素材で「InfinityEdge」という縁の狭いデザインを採用。 高さ調整可能スタンドにより前後、左右の角度調整、回転を行える。複数のスタンドおよびマウント(VESAを含む)と互換性があるそう。

インターフェイスはDisplayPort、USBダウンストリームポートがそれぞれ2つに、音声ライン出力、USBアップストリームポートが各1つ。電源ケーブルのほかUSB 3.0ケーブルなども付属する。