東京メトロ日比谷線
ソフトバンクは東京メトロ地下駅などで1.7GHz帯の3G回線を終了する

一部の「ガラケー」や「モバイルWi-Fiルーター」などで使っている3G方式の携帯電話回線は、スマートフォンなどが使うLTE方式に切り替わってだんだん利用できなくなる。ソフトバンクは8月末に、1.7GHz帯という周波数帯で運用している3G回線を東京地下鉄(東京メトロ)内で終了する。

ソフトバンクは1.7GHz帯をLTE回線でより活用する考えのため、この周波数帯を使っている3G回線をまず東京メトロの地下鉄駅と駅間のトンネルで先行して終了する。2018年1月末にはほかの場所でも利用できなくなる見通しだ。

すでに別の周波数帯である1.5GHz帯の3G回線は同様の理由から2017年3月で終了している。まだ2.1GHz帯、900M帯という周波数帯では当面3G回線が使えるが、モバイルWi-Fiルーターや一部のスマートフォン、ガラケーでは通信速度が低下したり、対応地域が狭まったり、そもそも使えなくなるといった影響が出ている。

一部のソフトバンク携帯
1.5GHz帯の3G回線終了で影響を受けた機種の例

ちなみにソフトバンクで3G回線を利用している人の割合は非開示だが、他社よりは低いとのうわさ。

NTTドコモは2017年3月時点で契約数の4割を3G回線が占めており、KDDI(au)も公開している「LTEスマートフォン比率」は6割程度と、まだ3G回線がかなりの割合にのぼるらしいことがうかがえる。両社は3G回線の終了予定を明らかにしていない。

もっとも携帯電話回線に使える周波数帯には限りがある。今後、高解像度の動画を視聴したり、高品質のゲームを遊んだりできるよう、LTEを発展させたより高速な通信を普及させていくためには、3G回線は終了していかざるを得ない、と言う見方もある。

はたして3G対応のガラケー、モバイルWi-Fiルーター、スマートフォンなどはいつまで利用できるだろうか。