バッテリーのいらない自転車用ライト「CIO」

「CIO」はバッテリーのいらない自転車用ライト。デンマーク オーフスに本拠を置くReelightが開発した。

バッテリーのいらない自転車用ライト「CIO」
バッテリーのいらない自転車用ライト「CIO」
昼間点灯するサイクリスト向けに開発された

スポークにマグネットを、フォーク/シートステイにライト本体を取り付けて使用するフロント/リアライト。ライト本体の近くをマグネットが通過するとライトが点灯する仕組みで、スイッチなどが一切ないシンプルなデザインと、取り付け/取り外しが簡単という点が特徴。

バッテリーのいらない自転車用ライト「CIO」
シンプルなデザインが特徴の自転車用ライト
ライトのそばをマグネットが通過すると

バッテリーのいらない自転車用ライト「CIO」
ライトが光る

シンプルなデザインを実現できたのは、「CIO」が常時使用するためにデザインされた自転車ライトであるため。デンマークでは1990年台からクルマでの昼間点灯が義務付けられているが、クルマから自転車に通勤手段を移す人が増えるなか、自転車で昼間点灯をする人も増加しており、実際に交通事故減少に効果をあげているという。

バッテリーのいらない自転車用ライト「CIO」
高緯度地帯の国々では、クルマの昼間点灯が早くから義務付けられている

「CIO」は常時使用向けに設計されたためスイッチが不要となり、これがシンプルなデザインの実現に貢献した。サイクリストがペダルを漕ぎ始めればライトは点滅を始め、漕ぐのをやめればライトは点滅しなくなる。また信号待ちなどに対応するために、停止後2分間稼働するバックアップシステムも搭載された。

バッテリーのいらない自転車用ライト「CIO」
停止後2分間可動するバックアップシステム
信号待ちに対応

なお、「CIO」はマグネットが通過するときにだけ点灯し、通過後は消える「点滅」タイプ。このため夜間の走行では、常時点灯をするタイプのライトと併用する必要がある。

取り付け/取り外しは付属のツールを使用。まずはスポークにマグネットを装着するが、このとき、タイヤから15センチ以内の場所に取り付ける必要がある。続いてライト本体をフロントフォークとシートステイに装着。このときには、マグネットが通過する場所にあわせてライト本体の装着位置を調整する。

バッテリーのいらない自転車用ライト「CIO」
まずはスポークにマグネットを装着

バッテリーのいらない自転車用ライト「CIO」
続いてフロントフォーク&シートステイにライト本体を装着する

Reelightでは、「CIO」の市販化に向けてクラウドファンディングサイトkickstarterで出資者募集のキャンペーンを実施している。本稿執筆時点では278デンマーククローネ(約4,780円)の出資と、日本への送料52デンマーククローネ(約890円)で「CIO」を1個入手可能だ。出荷は2017年10月に予定されている。

バッテリーのいらない自転車用ライト「CIO」

Reelightはデンマークではすでに実績のある企業。日本で同社製品を取り扱っている自転車販売店も存在する。クラウドファンディングはちょっと…、という方は、「Reelight」が市販化されるのを待って、店舗で購入してもよいかもしれない。

バッテリーのいらない自転車用ライト「CIO」