
「Hapto VR」は、VRゲームに「触覚」を追加するゲームコントローラー。シンガポール在住のAlexander Khromenkovさんが開発した。

内部に手を入れて使用するウェアラブルデバイスで、手のひらに当たる部分に20個のボタンが設置されている。このボタンが手のひらを刺激し、VR映像内の物体に触れているように感じさせてくれるという仕組みだ。ボタンは独立して動き、細かな表現ができる。VR内の物体による圧力も感じられるそうだ。

指があたる部分には4つのボタンが装備されており、指の動きでVR中に存在するキャラクターを操作できる。触ったり、持ったり、掴んだり、といったアクションが可能だ。

オープンソースのVRプラットフォーム「OSVR」に準拠したゲームをサポート。「Kittypocalypse」など300を超えるゲームをプレイできるという。

Alexander Khromenkovさんらのチームは現在、クラウドファンディングサイトIndiegogoで出資者募集のキャンペーンを実施中。本稿執筆時点では129ドルの出資と送料で「Hapto VR」を1つ入手できる。出荷は2018年3月に予定されている。
