ジャックナイフを防ぐ「BOSCH eBike ABS」システム

Bosch Accident Researchは電動アシスト自転車での事故について2つの調査を実施。自転車にABSが装着されていれば、全事故のうち最大で25%は防げたという調査結果を明らかにした。

両調査によれば、電動アシスト自転車による事故の20~25%は、衝突前に発生しているという。サイクリストが衝突を避けようと強くブレーキを引いた結果、落車をしたことによるものだそうだ。

Boschはこの調査結果を受け、電動アシスト自転車用のABSシステム「BOSCH eBike ABS」を開発した。

ジャックナイフを防ぐ「BOSCH eBike ABS」システム

「BOSCH eBike ABS」は、サイクリストのジャックナイフを防ぐシステム。前後のブレーキを同時に引いたときに前のブレーキが利きすぎることで後輪が浮き上がり、サイクリストがハンドルバーから前方に投げ出されるリスクを低減する。

両輪に回転速度を検知するセンサーを搭載。前輪がロックし、後輪が浮き上がっていることを検知したとき、システムはフロントブレーキを緩めて、ロックを解除する。

ジャックナイフを防ぐ「BOSCH eBike ABS」システム

Bosch eBike SystemsのCEOであるClaus Fleischer氏は「BOSCH eBike ABS」を、次のように説明している。

「BOSCH eBike ABSは、前輪に対する制動力を一時的に緩め、後輪の接地を短時間で回復させるものだ。これによりサイクリストが頭から落車するリスクを低減する」

ジャックナイフを防ぐ「BOSCH eBike ABS」システム

「BOSCH eBike ABS」はジャックナイフを防ぐだけではなく、滑りやすい路面で停止する際の安全性も向上させるという。また、自転車が停止するまでの制動距離も短縮できるとしている。

ジャックナイフを防ぐ「BOSCH eBike ABS」システム

「BOSCH eBike ABS」が搭載された自転車の生産は2018年秋に開始される予定。

ジャックナイフを防ぐ「BOSCH eBike ABS」システム