究極のシティバイクを目指す自転車「REVO」
(撮影:Gergely Tarjan氏)

「REVO」は究極のシティバイクを目指してデザインされた自転車。通勤などで毎日自転車に乗る人が必要とするすべてを提供する。ハンガリー ブタペスト在住のインダストリアルデザイナーTamás Túriさんがデザインした。

究極のシティバイクを目指す自転車「REVO」
究極のシティバイクを目指してデザインされた自転車「REVO」
(撮影:Gergely Tarjan氏)

最大の特徴は、スクーターにインスパイヤされたというサドル。形状は細く長く、フレーム上部のほぼすべてを覆っており、サイクリストはそのどこにでも腰掛けることができる。

究極のシティバイクを目指す自転車「REVO」
フレーム上部が全部サドル
(撮影:Gergely Tarjan氏)

このサドルはサイクリストが移動中にライディングポジションを変えてロングライドでの疲れを軽減できるけでなく、二人乗りにもぴったりだという。例えば、通勤途中で歩いている同僚を見かけた場合、後ろに乗せて一緒に出社できる(注:日本では、自転車の2人乗りは原則として禁じられています)。

究極のシティバイクを目指す自転車「REVO」
通勤途中に見つけた同僚を
後ろではなく、前に乗せた例?
(撮影:Gergely Tarjan氏)

後輪はシティバイクで一般的な26インチタイヤを、前輪にはそれより小さい24インチタイヤを装備。これにより小回りの良さと、パフォーマンスの高さを両立させた。

究極のシティバイクを目指す自転車「REVO」
前後で異なるサイズのタイヤを装備
(撮影:Gergely Tarjan氏)

ボディは、2枚の木製パーツを組み合わせることで構成されたフレーム、3Dプリントにより生成されたプラスティックパーツ、従来の自転車で使用されている金属製パーツなどでできている。販売時にはフレームを構成する2枚の木製パーツは一つにまとめられて箱に入れられるが、その構造により通常の自転車よりも小さな箱に入れることが可能だ。これにより、保管費用や配送費用を削減できるという。また、購入者はフレームを組み立てるとき、自分でハンドメイドしている感覚を楽しめる。

究極のシティバイクを目指す自転車「REVO」
3Dプリントされたプラスチックパーツは
主に無骨な金属製部品を隠す役割を担う
(撮影:Gergely Tarjan氏)

木製フレームを採用した理由についてTamás Túriさんは、それが持続可能な社会に向けた試みであるだけでなく、スチールやアルミよりも柔軟で都市部の道を走るのに適しているためだと説明している。

究極のシティバイクを目指す自転車「REVO」
乗ってみたい!
(撮影:Gergely Tarjan氏)

(本稿中の画像はTamás Túriさんから使用許諾を得て、Behance内のTamás Túriさんのページから転載したものです)