ホンダ「CRF450R」「CRF450RX」に2018年モデル
CRF450R

ホンダはモトクロス競技専用車「CRF450R」、エンデューロ競技専用車「CRF450RX」にリチウムイオンバッテリーとセルフスターターを標準装備し、7月18日に受注期間限定で発売する。また、最新CRFシリーズと共通のグラフィックをタンクシュラウドに採用した「CRF150R」と「CRF150RII」も7月18日から受注期間限定で発売する。

「CRF450R」には、レース中のエンジンストール時に素早い再始動を可能とするセルフスターターを標準装備。これに伴い、「CRF450R」「CRF450RX」ともにキックスターター機構を廃止した。バッテリーには、モトクロス世界選手権やAMAスーパークロスで検証を重ねた、軽量コンパクトなエリーパワー製リチウムイオンタイプを採用している。さらに、点火時期や燃料噴射量の特性を変更することで、力強い加速性能と扱いやすさの熟成を図った。


ホンダ「CRF450R」「CRF450RX」に2018年モデル
CRF450RX

「CRF150R」「CRF150RII」は、150cc 4ストロークエンジンと車体はそのままに、最新CRFシリーズと共通のグラフィックをタンクシュラウドに採用した。

ホンダ「CRF450R」「CRF450RX」に2018年モデル
CRF150R

メーカー希望小売価格は「CRF450R」が96万6,600円、「CRF450RX」が98万2,800円、「CRF150R」が49万3,560円、「CRF150RII」が51万840円(価格はいずれも消費税込)。受注期間は2017年7月18日から9月29日まで。

■CRF450Rの主な変更点

◆エンジン/電装
・レース中のエンジンストール時に素早い再始動を可能とするセルフスターターを標準装備(キックスターター機構を廃止)
・エリーパワー製のリチウムイオンバッテリーを採用し、軽量化を実現
◆サスペンション
・前後サスペンションのバネレートを最適化して、ギャップ通過時の走破性とジャンプ着地時の安定性を向上

■CRF450RXの主な変更点


◆エンジン/電装
・キックスターター機構を廃止
・エリーパワー製のリチウムイオンバッテリーを採用し、軽量化を実現

■CRF150R/RIIの変更点

◆カラーリング
・最新CRFシリーズと共通のグラフィックをタンクシュラウドに採用。
◆車体
・スイングアームの剛性を見直し、走行時の安定性を向上。