Home Podの製品画像
スピーカー?家庭用アシスタント?

Apple(アップル)は、部屋に置いて音声で呼びかけて操作できるスピーカー「HomePod(ホームポッド)」を発表した。

リビングルームなどに置くと、音楽をここちよく再生してくれる、とAppleは説明しているが、実のところはずっと多機能で、自宅にあるさまざまな家電と無線通信でつながり、一括して管理することが可能だ。

Home Podのイメージ
Wi-Fiで家電とつながる

6つのマイクを備えていて、音楽を再生中に、どの方向から話しかけてもちゃんと持ち主の声を聴きとってくれる。

Appleでは以前から、家電を遠隔操作するための「HomeKit」という取り組みを進めていて、対応製品もいくつか登場している。照明や空調関係、ホームカメラなどさまざま。HomePodはそれらとWi-Fiで連携する。

内部には頭脳として2014年に発売した「iPhone 6」に搭載していたのと同じ「A8」CPUを備えており、HomePod自体を一種のスマートフォンあるいはPCの親戚と見なせる。

iPhoneやiPadでおなじみの音声アシスタント「Siri」が、スピーカーごしにさまざまな手助けをしてくれる。音声操作で誰かにメッセージを送信したり、ニュースや天気予報を聴いたりすることが可能。外出先からはiPhoneなどで自宅の家電を制御できるようになっている。

Home Podのイメージ
Siriが手助けをしてくれる

もちろんスピーカーとしての性能も重視しており、高さ18cm未満と小さ目ながら、アンプ付きのウーハー、7つのホーンツイーターなどを内蔵。音楽聴き放題の「Apple Music」を契約していれば、好みの楽曲を気分に合わせてずっと流していられる。

Amazon.comの「Amazon Echo」やGoogleの「Google Home」といった、いわゆる家庭用アシスタント製品と対抗馬になるかもしれない。日々の暮らしを便利にしてくれる発明として、この分野は注目度が高く、競争も激しい。

なおHomePodは目下、英語にのみ対応しており、12月から米国、英国、オーストラリアなどで販売予定。日本については案内がないが、今後に期待したいところ。販売価格は米国の場合で349ドル(約3万8,000円相当)。