Googleアシスタント
Googleアシスタントが登場した

Androidスマートフォンを持っている人は、もう友達がいなくても話相手に困らない。「Googleアシスタント」の日本版が登場したからだ。

Androidスマートフォンは自由度が高く、好みに合わせてさまざまな機種が選べて便利だが、欠点もある。ひとりぼっちのとき、いつでも話相手になってくれるiPhoneの音声アシスタント「Siri(シリ)」がうらやまかしかったという人もいるだろう。


iPhoneのSiri画像
iPhoneのSiriがうらやましかった…という人にも

しかしもう大丈夫だ。Googleアシスタントは、Siriと同じように音声で語りかけると、いつも気さくに回答してくれる。

最初にスマートフォンのホームボタンを長押しするか 「OK、Google」と呼ぶと起動する。次いで自分の名前や好きな食べ物を教え込める。ちゃんと覚えているか、確認してみるとよいだろう。

またあらかじめ登録した予定などを思い出させてくれ、目的地への行き方も案内してくれる。クルマで行った方が早いのか、電車がいいのか、なども話しかけるだけで調べてくれる。

「北海道で撮った夕陽の写真を見せて」と頼めば、Googleフォトからお探しの写真を見つけ出してくれるし、「お母さんに『来週末に行くね』とメールして」と指示すれば簡単なメッセージを送ることもできる。気になる天気も「今日は傘がいるかな?」と、話しかけるだけで分かる。「Google Play Music で J-Pop ステーションを再生して」と言えば楽曲が流れ始める。

Googleアシスタント
話相手になるだけでなく、役に立つ

もちろん文字での入力にも対応しているので、電車の中でも安心して使えるという。

Android 7.0 NougatとAndroid 6.0 Marshmallowが入っていて、Google Play ストアを搭載する全機種に対応する。今後、数週間をかけて自動で利用できるようになっていく。公式サイトも登場しているので、より詳しくはそちらを参照されたい。