Surfaceドッキングステーション

最近のMacbookやSurfaceは外部機器を接続するためのポートが少なめになっている。Wi-FiやBluetoothといった無線接続が充実し、有線接続を減らしても便利に使えるようになったことが背景にある。だが、やっぱりもっとケーブルを挿すところが欲しいという需要もあるようだ。

例えばサンワサプライが最近発売したSurface用ドッキングステーション「400-HUB039S」(7,580円、税込、以下同じ)。HDMI、USB3.0、LANポートを増設可能で、複数の機器の同時につなげられる。Surface本体のキックスタンド部に挟み込むだけで取り付けられ、着脱が容易で邪魔にならないデザインが特徴だ。


SurfaceにはMini DisplayPortが備わっているが、汎用性の高いHDMI出力が欲しいという人もいるはずとか、有線でLANにつないで高速データ通信をしたい人がいるはず、といった考えだ。

Surfaceドッキングステーション

Macbook向けには似たような製品がもっと沢山ある。日本トラストテクノロジーの出したコンパクトがうりのマルチアダプター「ZNAGO mini」(4,980円、税込)はUSB 3.0ポートが2つにHDMI出力が1つ、USB Type-C充電ポートが1つといった具合。

Macbookアダプター

すっきり、さっぱり、軽やかに使うのがモバイルノートPCの理想ではあるが、家でもいじるとなると、過去に買った有線接続機器がまだ必要とか、無線接続ではいささか不便があるとかいった現実につきあたり、増設用の製品を求めてしまう、ということはままあるようだ。

果たしてすべての周辺機器が無線化するのは、いつのことだろうか。