Google翻訳の誤訳

日本語から英語へ、中国語から日本語へ、簡単に翻訳してくれるアプリケーション「Google翻訳」。最近ますます便利になっているが、頼りすぎるのは危険かもしれない。「イタズラ」で誤訳を表示する恐れがあるとの指摘が止まない。

Google翻訳といえば、スマートフォンやPCから文字あるいは声を入力すると簡単に別の言語に変換してくれるすぐれもの。

最近はスマートフォンで看板や小物に印刷してある外国語の文章を撮影するだけで、自動で何が書いてあるか分かる機能なども加わった。今後より多くの人が利用するようになると見られる。

Google翻訳の機能

だが、以前からある奇妙な「誤訳」の問題がまだ解消していない。複数の意味のある単語について不適切な使い方をした、というのでもなく完全に無関係な言葉があらわれる例があとを絶たないのだ。

Google翻訳は人工知能(AI)関連技術の1つである機械学習の手法を取り入れるなどして精度を高めているはずだが、なぜ奇妙な間違いを駆逐できないのだろうか。

どうやら問題は、AIではなく人間にあるのではないか、という指摘がある。Google翻訳は機械学習のほかに集合知、つまり無数の人間の手で内容を修正、調整する機能があり、誰でも参加することが可能。しかし結果として悪意やイタズラによるおかしな改変を許す場合があるのかもしれない。

実際、多くの人が利用する地図アプリ「Googleマップ」でも集合知の扱いに関する脇の甘さから、偽情報が載った過去がある。

もちろん人間の手でイタズラができる以上、人間の手で直すことも可能。おかしな翻訳結果を見つけたらアプリ上から「情報の修正を提案」などを選んで指摘しておくのもよいだろう。

Google翻訳の修正

Google翻訳の誤訳

いずれにせよGoogle翻訳については、便利に使いつつも頼りすぎず、英語で重要なメールなどを作成する際は、辞書などを参照して確認をとるのが無難だろうか。