ニコンのフィルムカメラとして歴史に名前を刻む「ニコンF」が、本物の2分の1サイズの精巧なミニチュアになった。ニコン創立100周年を記念するもの。

ニコンのフラッグシップモデルの原点で、「世界の一眼レフのスタンダードを構築した」とうたう名機。今も続く「ニコンFマウント」をはじめ、独自設計、規格を多数採用している。


ニコンの光学、精密技術を象徴する製品として高い性能と信頼性を備え、ベトナム戦争で報道カメラマンが戦場に持ち込むなどして注目を集めた。現代でも多くのカメラファンを引きつける。

ニコンが創立100周年を祝う記念品を作るにあたって、至極適当な題材といえる。ミニチュアはメタルダイキャスト製で、サイズは約74×49×45mm。「Nikkor-S Auto 50mm F1.4」を装着し、一部パーツは可動式。 限定シリアルナンバー入りで、「ニコンF」の化粧箱および、本物そっくりの表紙がついた使用説明書の模型も付属する。樹脂製の展示台も同梱だ。

なお、当然ながらあくまで観賞用であり、撮影機能はない。発売日は別途明らかにするという。注文方法等、詳細については6月中旬に案内予定。注文が集中した場合は、配送までに時間がかかる可能性があるとしている。