プラズマスピーカー「Ionomax」…音楽を耳だけでなく、目でも楽しむ

プラズマスピーカーは、プラズマ放電により空気を振動させて音を鳴らすスピーカー。高電圧によりプラズマを発生させて空気を圧縮し、音を鳴らす。

プラズマスピーカー「Ionomax」…音楽を耳だけでなく、目でも楽しむ

「Ionomax」は、そのプラズマスピーカーの実用化を目指す製品。現在、クラウドファンディングサイトkickstarterで出資者募集のキャンペーンが実施されている。


プラズマスピーカーは過去に何回かkickstarterに登場している。だがそれらは実用品というよりは、実験目的の色合いが強いもの。コーン紙がなくても音が発生するシステムを、この目でみたいという人向けのものだった。

プラズマスピーカー「Ionomax」…音楽を耳だけでなく、目でも楽しむ
参考画像:過去にkickstarterに登場したプラズマスピーカーARC
これはこれで素敵だった

今回の「Ionomax」は、デザインの要素まで考慮された実用的なプラズマスピーカー。部屋に置いて使っても、他のインテリアと比べてそれほど違和感のないルックスを得ている。

プラズマスピーカーユニットとアンプで構成。アンプはオーディオ信号をプラズマスピーカーに適したものに処理。処理された信号がスピーカーユニットに転送され、音が鳴る仕組みだ。スピーカーユニットとアンプ間をつなぐケーブルには高電圧は流れておらず、利用者が感電などするリスクが低いという。

プラズマスピーカー「Ionomax」…音楽を耳だけでなく、目でも楽しむ

「Ionomax」の最大の売りは、美しく光るプラズマ。音楽を耳だけでなく、目でも楽しめるそうだ。

プラズマスピーカー「Ionomax」…音楽を耳だけでなく、目でも楽しむ

開発したのは米国ニューヨーク州バッファローに本拠を置くCloudsound。同社は「Ionomax」の市販化に向けクラウドファンディングサイトkickstarterで出資者募集のキャンペーンを実施中。本稿執筆時点では、499ドルの出資+日本への送料45ドルで「Ionomax」を入手可能だ。出荷は2018年1月に予定されている。