YouTubeのスクリーンショット
女子小学生にとって動画共有サイトは身近な存在だ

女子小学生の3分の2が動画共有サイトを視聴した経験があり、観ている内容は「アニメ番組」「ゲーム実況・攻略」「音楽」「やってみた動画」などが多かった。KADOKAWA アスキー・メディアワークスと角川アスキー総合研究所が共同で調査した結果をまとめた。

2016年12月1日~2017年1月20日の期間、ゲーム・キャラクター雑誌「キャラぱふぇ」の読者を対象に雑誌添付ハガキによるアンケートを実施し、合計432件の回答を集めた。


女子小学生の67%が動画共有サイトを視聴しており、14%は「毎日、ほぼ毎日」見ているという。

動画共有サイト利用割合
女子小学生の動画共有サイト利用状況(単数回答)

動画共有サイトを見ている人に内容を尋ねたところ、「アニメ番組」が34%で最も多く、僅差で「ゲーム実況・攻略」が31%、「音楽」が30%、「商品紹介動画」が25%、「やってみた動画」が20%と続く。

動画共有サイトで見ている内容
動画共有サイトを利用する女子小学生が好むのはアニメやゲーム実況(複数回答)

デジタルネイティブという言葉をあらためて感じさせる結果だ。ちなみに女子小学生の3人に1人(32%)はスマートフォンでゲームをした経験があるという。これに対し最も人気の高い「ニンテンドー3DS」は69%で差はあるものの、そのほかのゲーム機すべてを上回る数値だ。タブレットでゲームを遊んだ経験があるという人も18%いた。

ゲーム機の利用状況
どんな機器でゲームを遊んでいるか(複数回答)

スマートフォンやタブレットでゲームを遊んだ経験がある人に過去1年間に利用したゲームアプリの数を尋ねたところ「2本~5本」が54%と半数を超、「6本以上」も32%を占めた。

ゲームアプリの利用本数
ゲームアプリの利用は2~5本が最多(単数回答)

このほか女子小学生のうち電子書籍・電子コミックを読んだ経験があるのは29%。

電子書籍の利用状況
電子書籍・電子コミックの利用状況。高学年ほど増える傾向(単数回答)

1~3年生では23%と低いが、4~6年生では48%と多くなる。