360度写真を手軽に撮影できる腕時計タイプのカメラ「Beoncam」

Facebookが2016年6月に360度写真の投稿を可能にして以来、多くの企業が360度写真が撮影できるカメラやスマートフォンアプリを開発してきました。「Beoncam」もそんな製品のひとつ。腕時計タイプの360度カメラです。

360度写真を手軽に撮影できる腕時計タイプのカメラ「Beoncam」
360度写真を手軽に撮影できる「Beoncam」

360度写真を手軽に撮影できる腕時計タイプのカメラ「Beoncam」
こんな景色や

360度写真を手軽に撮影できる腕時計タイプのカメラ「Beoncam」
友だちとの集まりを手軽に記録できます

360度写真を手軽に撮影できる腕時計タイプのカメラ「Beoncam」
撮影した写真や動画は、スマートフォンですぐに確認可能

最大の特徴はリストストラップで常に腕にはめていられるので、シャッターチャンスを逃さないこと。従来の360度カメラではカバンの中を探しているうちにチャンスを逃すこともありえますが、「Beoncam」ならばそのような悲しさとは無縁です。


360度写真を手軽に撮影できる腕時計タイプのカメラ「Beoncam」
シャッターチャンス!

360度写真を手軽に撮影できる腕時計タイプのカメラ「Beoncam」
シャッターチャンス?

“出かけるときには手ブラ”派の人にもおススメ。重さわずか55グラムなので、特別な予定などがない日でも、手軽に身に着けておけるでしょう。サイズは直径が46.6ミリで厚みが25.5ミリ。厚みはかなりあります。

360度写真を手軽に撮影できる腕時計タイプのカメラ「Beoncam」
確かに、分厚い
ちなみに、本体はリストストラップから取り外せます

商品パッケージには本体とリストストラップのほか、三脚用マウントや自転車のハンドルバー用のリング、ヘルメット用クリップなどが含まれます。自転車で走行しながら、360度の動画を撮影するのも面白いかもしれません。

360度写真を手軽に撮影できる腕時計タイプのカメラ「Beoncam」
自転車に取り付けて360度動画を
街が違って見える?

360度写真を手軽に撮影できる腕時計タイプのカメラ「Beoncam」
ポケットに装着して歩きながらの撮影も
…ぶれぶれ?

イメージセンサーは5MピクセルのCMOS。静止画の解像度は2,592x1,920(4:3)または2,980x1,680(16:9)となっています。動画解像度は1,200x1,200(25fps)で、ビデオ形式はH.264。動画撮影用のマイクも備えています。

バッテリーはmicroUSBケーブルで充電するタイプ。一回の充電でスタンバイでは4日間、ビデオ撮影では3時間使用できます。

360度写真を手軽に撮影できる腕時計タイプカメラ「Beoncam」
このサイズにしては、まぁまぁでしょうか?

開発したのはシンガポールのSpacemap Team。チームは現在、「Beoncam」の市販化に向けてクラウドファンディングサイトIndiegogoで出資者募集のキャンペーンを実施中。本稿執筆時点では、119ドルの出資(+送料)で「Early Bird Spcial」が入手できます。入手に必要な金額はキャンペーンが進むにつれて上昇し、終了後の市販価格は219ドルになる予定。出荷時期は2017年7月となっています。

360度写真を手軽に撮影できる腕時計タイプのカメラ「Beoncam」
製品パッケージ内容