スイッチのイメージ画像

ちまたに広がる都市伝説の誕生と死滅のサイクルは年々高速化しているのかもしれない。任天堂の新型ゲーム機「Switch(スイッチ)」については発売当日、インターネットを利用するためにApple(アップル)のスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」と同じWebブラウザーを搭載している、といううわさが沸き起こり、すぐにかき消えた。

Switchは従来の任天堂のゲーム機と同じように、ネットにつながって新たなゲームをダウンロードしたり、ほかの人と交流したりするためにアプリケーションとして最初からWebブラウザーを搭載しているが、実はiPhoneなどに搭載しているものと同じ「Safari」という製品なのではないか、という推測がごく短いあいだ広がった。

正確には、Switchが搭載しているWebブラウザ―は、ACCESSという企業が開発した「NetFront Browser NX」。ACCESSの製品は以前から「ニンテンドー3DS」「Wii U」などの任天堂のゲーム機が採用しており、今回も踏襲したかたちだ。

ACCESSのWebブラウザー

ただしNetFront Browser NXは中核の部分に、Safariと共通の技術「WebKit(ウェブキット)」を使っている。おかげでNetFront Browser NXから、Twitterにゲームの画像を投稿しようとした際、Safariとの誤認が生じ、まぎらわしい表示が出てしまう場合があるようだ。

ちなみにNetFront Browser NXの動作環境をみると、基本システム(OS)がLinux(Qt/Embedded、GTK+その他)となっている。そのためSwitchの搭載する「Nintendo OS」も、正体は任天堂の協力相手であるNVIDIAが手掛けたLinuxからの派生OSの一種ではないか、という以前からあるまた別のうわさを刺激している。いずれ技術好き(ギーク)の分析によって真偽は明らかになるだろう。