Facebookが自殺防止ツールに対する人工知能導入をテスト中

Facebookが昨年日本でも提供を開始した自殺予防ツール。そのシステムへの人工知能の導入が、米国でテストされている。

自殺予防ツールとは、Facebookの利用者が友だちの心配な投稿を見つけたときに、これをFacebookに報告できるもの。Facebookは、このような優先度の高い報告に対処する専門チームを設け、24時間体制でサポートしているという。

Facebookは、この自殺防止ツールに人工知能を導入することで、自殺をほのめかす投稿に対しての、より素早い、より正確な対処を目指している。

同社がテストしているのは、パターン認識を使って、自殺を考えている人の投稿を自動的に検知すること。人工知能によって発見された投稿は、Facebookのコミュニティオペレーションズチームが確認。人間の目から見ても対処が必要と考えられたときに、投稿者に対して適切なリソースを提供する。

もし、これがうまく機能するようであれば、利用者からの報告がなくても、自殺を考えている人を見つけ出して手助けできるようになるかもしれないと、Facebookは期待している。自殺をほのめかすような投稿が深夜で、投稿した人の友だちがみんな眠っていたら、その投稿は誰にも見つけられないかもしれない。だが人工知能であれば眠ることなく24時間自動検知を続け、投稿を見つけだせるからだ。