ウェザーニューズが第一回桜開花予想を発表

ウェザーニューズは2月28日、「第一回桜開花予想」を発表した。今年の桜は熊本城や高知公園、靖国神社で3月22日、上野恩賜公園では23日、清水寺では30日に開花の見通しだとしている。

■2017年の桜開花予想

今シーズンここまでのつぼみの生長ペースは昨年と大差なく、順調に進んでいるものと見られる。3月の気温は平年並かやや低い予想で、桜のつぼみの生長は順調に進む見込み。ただし寒暖の変化が大きいため、寒の戻りによって生長が足踏みする時期があると予想される。このため、桜の開花は西~東日本では例年並かやや遅くなりそう。


北日本は、3月は周期的に寒気が流れ込むため、つぼみの生長が足踏みする時期があるものの、4月に入ると平年より暖かい日が多くなり、特に4月中旬は晴天に恵まれる日が多い見込み。このため、桜の開花は例年並~やや早い予想。また、暖冬だった昨年より気温が低い傾向のため、桜の開花は全国的に昨年より遅い所が多い見通し。

ウェザーニューズが第一回桜開花予想を発表

各エリアごとの桜開花傾向は以下の通り。なお、全国の名所700か所の桜情報については、ウェザーニューズのスマートフォンアプリ「ウェザーニュースタッチ」の『さくらCh.』、または同社Webサイト『さくらCh.』を参照されたい。

■各エリアの桜開花予想

◆北海道
~開花前線は4月26日頃、道南に上陸!~
北海道は、3月もたびたび寒気が流れ込み、周期的に寒さに見舞われるため、つぼみの生長はゆっくりとしたペースになりそう。4月は周期的に雨や雪が降り、一時的な寒の戻りはあるものの、晴れて平年より暖かい日が多くなるため、つぼみの生長がスピードアップする。このため、桜の開花はほぼ例年並となりそう。

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開花前線は、4月26日頃に津軽海峡を渡り、北海道に上陸する。道内は松前公園から開花が始まり、開花前線は道南を北上。札幌市は4月末頃から咲き始め、GW終盤から見頃となりそう。その後、5月中旬にかけて、道北や道東エリアへと桜の開花が広がっていく。

◆東北
~東北南部の開花は4月初めにスタート!~
東北は、3月もたびたび寒気が流れ込み、周期的に寒さに見舞われるため、つぼみの生長はゆっくりとしたペースになりそう。4月は周期的に天気が変化し、一時的な寒の戻りがあるものの、平年より暖かい日が多くなるため、つぼみの生長がスピードアップする。桜の開花は例年並~やや早めとなりそう。特に4月中旬は晴れる日が続くので、青空の下で花見を楽しめそう。また、北部の桜のつぼみも生長が促されそう。

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4月4日開花予想の宮城県白石市の益岡公園をはじめ、4月上旬に宮城県南部や福島県浜通り・中通りから開花が始まり、開花前線はゆっくり北上していく。東北南部の早い所では4月7日頃から見頃となり、東北北部は4月下旬に花見を楽しめる所が多くなりそう。青森県の弘前公園は4月22日に開花の見込みで、GW初めが見頃となりそう。

◆関東
~東京が開花一番乗り!花見は3月末から~
関東は、冬の前半は暖かい日が多かったものの、11月下旬に初雪となるなどの寒さもあったことから休眠打破は十分に行われたと考えられる。現在のつぼみの生長は、昨年とほぼ同じペースで進んでいる。3月は、寒暖の変化が大きく平年より寒い日が多いものの、だんだんと暖かい日が増えていくため、つぼみの生長は順調に進む見込み。このため、例年並の時期に桜の開花が始まる見通し。

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3月22日開花予想の靖国神社をはじめ、3月下旬は東京都内で順次開花が始まり、4月初めにかけて関東南部から関東北部へと開花エリアが広がっていく。関東南部は3月末から4月初めにかけて花見を楽しめ、関東北部は入学式や始業式の頃に見頃を迎える所が多くなりそう。

◆中部
~静岡県から開花スタート、北陸は4月から~
中部は、冬の前半は暖かい日が多かったものの、1月中旬からたびたび寒波に見舞われていることから、休眠打破は十分に行われたと考えられる。ただ、2月は寒暖の変化が大きく、たびたび冬の寒さにも見舞われたため、つぼみの生長が昨年よりやや遅れているようだ。3月は、周期的に寒気が流れ込むため、北陸など日本海側ほど平年より寒い日があるが、東海など太平洋側ほど平年並の気温で、だんだんと暖かい日が増えていく見込み。このため、つぼみの生長は、この先も足踏みとスピードアップを繰り返し、桜の開花は例年並~やや遅めとなりそう。

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3月22日開花予想の静岡浅間神社やはままつフラワーパークをはじめ静岡県を皮切りに開花が始まり、4月中旬にかけて、太平洋側から日本海側や標高の高いエリアへと開花が進んでいく。東海は4月初め頃まで花見を楽しめる所が多く、北陸は入学式の頃から咲き始めて4月中旬に見頃を迎える所が多くなりそう。

◆近畿
~和歌山県から開花!京都の見頃は4月初めから~
近畿は、冬の前半は暖かい日が多かったものの、1月中旬からたびたび寒波に見舞われていることから、休眠打破は時期がやや遅れた可能性はあるが、十分に行われたと考えられる。2月は真冬のように寒い日もあったものの、春一番が吹いて季節外れの暖かさもあった。このため、つぼみの生長は昨年とほぼ同じペースで進んでいる。3月の気温は平年並だが、周期的に日差しの足りない時期があり、寒暖の変化が大きい予想。このため、つぼみの生長が足踏みする時期もあり、桜の開花時期は例年並~やや遅めとなりそう。

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和歌山県の早い所では3月20日過ぎに開花が始まり、3月中に京阪神エリアでも咲き始め、4月上旬にかけて近畿北部や標高の高いエリアへ広がっていく。京都市の桜は4月初めに見頃を迎え、4月2週目の週末(8~9日)頃は桜吹雪が楽しめる所もありそう。

◆中国・四国
~最早は高知!大雪の山陰も例年並に開花~
中国・四国は、冬の前半は暖かい日が多かったものの、1月中旬からたびたび寒波に見舞われ、休眠打破は時期がやや遅れた可能性はあるが、十分に行われたと考えられる。2月は真冬のように寒い日もあったものの、春一番が吹いて季節外れの暖かさもあった。このため、つぼみの生長は、遅れ気味だった昨年に比べるとやや早く進んでいる。3月の気温は平年並だが、周期的に日差しの足りない時期があり、寒暖の変化が大きい予想。このため、つぼみの生長が足踏みする時期もあり、桜の開花時期は、例年並~やや遅めとなりそう。

ウェザーニューズが第一回桜開花予想を発表

3月20日頃に、温暖な高知県から開花が始まり、3月末にかけて中国エリアまで広がっていく。4月に入ると中国山地の標高の高い所でも咲き始める見込み。この冬、大雪に見舞われた鳥取県や島根県も3月末頃には咲き始め、入学式の頃には見頃を迎える所が多くなりそう。

◆九州
~北部・南部一斉開花!花見は3月末から~
九州は、冬の前半は暖かい日が多かったものの、1月中旬からたびたび寒波に見舞われていることから、休眠打破は時期がやや遅れた可能性はあるが、十分に行われたと考えられる。2月は寒暖の変化が大きく、春一番が吹いて季節外れの暖かさになった日もあった。このため、つぼみの生長は、遅れ気味だった昨年に比べると、やや早く進んでいる。3月の気温は平年並と予想されるものの、周期的に日差しの足りない時期があり、寒暖の変化が大きいため、つぼみの生長が足踏みする時期がありそう。このため、桜の開花時期は、例年並~やや遅めの予想。

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3月20日頃に福岡県や熊本県、鹿児島県など、九州北部からも南部からも咲き始め、3月下旬に一気に開花エリアが広がっていく。福岡市の舞鶴公園をはじめ、3月末から4月初めに見頃を迎える所が多くなる。昨年の春に地震の大きな被害を受けた熊本城も、3月末には満開の桜に彩られそう。