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Googleは検索エンジンに新たな変更を加えた。明言はしていないが、著作権上の問題がある「キュレーションメディア」に対策を施したと、もっぱらのうわさだ。

今回の変更は、日本語での検索を対象にしている。2月第1週にWebサイトの評価方法に手を入れたそう。結果として、有用で信頼できる情報よりも検索結果の上位に表示させることに主眼を置く低品質なWebサイトの順位が下がる、としている。

かわりに独自性があり有用な情報を持つ高品質なWebサイトが、より上位にあらわれるようになるそうだ。

ただし、これですぐにGoogleが認識する日本語検索の問題すべてを解決できるとは考えていないという。品質向上のため継続してWebサイトの評価方法の変更を進める方針。

長い目で見れば、Googleは「終わりのない戦い」にあらためて腰を入れた、というほどの意味だろう。

特定の分野について検索結果の上位をキュレーションメディアが埋めつくすのに貢献した「検索エンジン最適化(SEO)」の専門家は、Googleの対策を乗り越える新たな工夫や技巧を根気よく試みるはずだ。GoogleとSEOのいたちごっこはキュレーションメディア以前からあり、以後も続いていくのは確実だ。

もちろん終わりがないとしても、重要な取り組みではある。

かつて、悩みを他人に尋ねたり頼ったりするより前に「まずググれ(Googleで調べろ)」という助言は適切だった。だが検索結果の上位がSEOにかたよったいびつな情報ばかりになれば通用しにくくなる。

最近ますますTwitter、Facebook、LINEなどのクチコミの存在感が増しつつあるとはいえ、今もGoogleでの検索は情報を入手するうえで欠かせない。それが役立たずになっては大きな損失だ。