
2016年末にJR西日本が大阪環状線に導入した新型車両「323系」。車内Wi-Fiのほか各種の新技術を採用したのが特徴だ。このほどそのケーキが登場した。とてもおいしそうだ。
323系は主に外国人観光客向けとなるWi-Fiに加え、多数の車内ディスプレイを搭載。照明はすべてLED。車いす、ベビーカースペースを設けるなどバリアフリー対応にも重きを置く。安全面でも、運転士が意識を失った際などに自動で列車を停止させるEB-N装置を搭載するなど先進性に優れる。


ハイテクを備えたいかにも現代風の車両で、新たな市民の足として注目の的だ。JR西日本にとっては自慢の種と見えて、記念にケーキまで作った。
その名も「大阪環状線ケーキ」(323系)。グループ会社であるホテルグランヴィア大阪が2月1日から販売する。
一見すると箱のような車両はチョコレートでできており、1両あたり3扉となったドア配置のほか、ステンレスのシルバー、路線カラーのオレンジ、ドア付近の黄色ラインといったカラーリングなど、323系の特徴をできるだけ再現している。

この箱型の外装は簡単にとりのぞけるようになっており、「車内」にはいちごを彩ったティラミスケーキが入っているという趣向。外装、車内ともすべて食べられる。なお、注文すればケーキに望みの文言が入ったプレートを付けられる。
価格は323系にちなんで3,230円(税込)。パティシエが手作りで仕上げることから、1日10個限定となる。3日前までに予約する必要がある。
サイズは9×24×8.5cm。
なお、ホテルグランヴィア大阪ではもともと従来のオレンジ色をした「103系」をかたどったケーキも販売してきた。


そちらは外装をとりのぞくとショートケーキがあらわれる仕様だ。