Kingstonが「DataTraveler Ultimate Generation Terabyte」を発表

USBメモリーやSDカードが出始めたころ、その容量は64MB、256MB、512MBのものが主流だった。このため多くのファイルを持ち歩きたい人は、複数個のUSBメモリーやSDカードを携帯する必要があった。

Kingstonは「DataTraveler Ultimate Generation Terabyte(GT)」を発表した。2TBのデータ保存容量を持ち、これひとつで大量のデータをポケットに入れて持ち運べるUSBフラッシュドライブ。タイムマシンで過去に戻り、512MBのUSBメモリーを何個も持ち歩いていた自分に見せつけてやりたくなる製品だ。

「DataTraveler Ultimate GT」には、70時間分の4Kビデオを保存できるという。この莫大な量のデータを守るため、フラッシュドライブ本体は高い耐衝撃性能を有する亜鉛合金製の筐体で覆われた。サイズは72x26.94x21ミリと、一般的なUSBフラッシュドライブよりもかなり分厚い形状となっている。

発売は2017年の2月中。価格はまだ公開されていないが、2013年にKingstonが発表した1TBのUSBフラッシュドライブ「DataTraveler HyperX Predator」は、本稿執筆時点でも米国のAmazon.comマーケットプレイスで2,730ドル、日本のAmazon.co.jpマーケットプレイスでは20万8,530円で販売されている。これらを見る限り、それほど安いものにはならないと推測される。

Kingstonが「DataTraveler Ultimate Generation Terabyte」を発表
参考画像:2013年に発表された1TBの「DataTraveler HyperX Predator」

このように高価な「DataTraveler Ultimate GT」を持ち歩く上で怖いのは、うっかりどこかに置き忘れたり、落としてしまうことだ。2TBのデータを無くしてしまうダメージも大きいが、高価なドライブを失うダメージも相当に大きいだろう。

以前、音楽プロデューサーのつんく♂さんが、うっかり落としてしまってもすぐに諦められるお金の額は、20万円程度だとテレビ番組で語っていた。「DataTraveler Ultimate GT」を個人で使用するには、つんく♂さんと同様に稼いでいる人でなければ厳しいのかもしれない。もっとも、“ギーク”は自分の稼ぎを気にせず、ついつい新しいものに手を出してしまいがちなのだが。