
「BumpOut」はポケットに入るポータブルBluetoothスピーカー。米国BumpOutが開発した。


「BumpOut」であれば、楽に入れられる(画像右)
その特徴は、小型化を実現した「Motorized Expansion Technology」と、滑らかな表面に取り付けられる「BumpOut Coins」の2つの機能が搭載されている点にある。
「Motorized Expansion Technology」は、電動拡張システム。持ち運ぶときにはポケットに入る小型サイズを維持し、スピーカーとして使用する際にはスピーカー部が前面にせり出す仕組みだ。これにより、より高品質なサウンドを楽しめるようになったという。特に、低音域の出力で力を発揮するそうだ。


より良い音で
「BumpOut Coins」では、様々な素材の表面に貼りつくコインを使用。これを壁などに設置しておくことで、「BumpOut」をコインの貼り付けられた場所に簡単に取り付け/取り外しできるようになる。コインは製品に複数個付属するので、バスルームやベッドルーム、キッチンなど、「BumpOut」を使用すると考えられる場所にあらかじめ設置しておける。コインは一度取り付けても、取り外して再利用できる。



スマートフォンの裏に貼りつけることだって、もちろん可能だ。BumpOutは、ブラウン管テレビが液晶テレビに、黒電話がスマートフォンに進化したように、かつてのラジカセが“スマートフォン+「BumpOut」”に進化したのだと述べている。

ラジオのようにストリーミングサービスを聞いたり
カセットを聞くように、スマホ内のお気に入り音楽ファイルを楽しんだりできる
カラーはブラックとホワイトの2色展開。3色のスキンの入ったアクセサリーパックも用意されている。パックの種類は「Sports(エレクトリックブルー、ネオンイエロー、ディープピンクのセット)」、「ライフスタイル(ゴールド、ローズゴールド、ガンメタルグレー)」、「ミニマリスト(ジェットブラック、アークティックホワイト、シルバー)」。


BumpOutはクラウドファンディングサイトkickstarterで、「BumpOut」のプリオーダーを受け付けている。本稿執筆時点では、49ドルの出資で「BumpOut」を1個入手可能だ。入手に必要な金額はキャンペーンが進むにつれて上昇し、終了後の市販価格は89.99ドルになる。出荷は2017年5月に予定されている。
